nfsサーバ設定

nfs(network file system)の設定についてメモ
# CentOS で設定しています

・サーバ側
はじめに、nfsポートをあけておきます。

[root@server-pc ~]$ setup

このコマンドから、ファイヤーウォールを設定することができます。

そして、アクセスしたいディレクトリとアクセスしにくるIPなどを設定

[root@server-pc ~]$ vi /etc/exports
/disk/Data 192.168.0.3(rw,sync,no_root_squash)

/* --説明
192.168.0.3    ← アクセスしにくるIP(クライアントのIP)
rw             ← 読み書き可
sync           ← 同期する
no_root_squash ← root特権を有効にする
*/

あとは、サービスを立ち上げます。

[root@server-pc ~]$ /etc/rc.d/init.d/portmap start
[root@server-pc ~]$ /etc/rc.d/init.d/nfs start
[root@server-pc ~]$ /etc/rc.d/init.d/nfslock start
// 起動したときに自動的にサービスが立ち上がるようにも設定
[root@server-pc ~]$ /sbin/chkconfig nfs on
[root@server-pc ~]$ /sbin/chkconfig nfslock on
[root@server-pc ~]$ /sbin/chkconfig portmap on

これで、サーバ側の設定はokです。

・クライアント側
クライアント側は、様々な方法でマウントすることができますが、
私は、autofsを利用してマウントしました。

/etc/auto.masterがautofsのマスターファイルです。
このファイルの9行目くらいに
/misc /etc/auto.misc
と書いてあると思います。

/* 説明--
/misc          → マウントするディレクトリ
/etc/auto.misc → どのようにマウントするかの設定ファイル
*/

なので、/etc/auto.miscをいじります。

[root@client-pc ~]$ vi /etc/auto.misc
最終行
Data -fstype=nfs,rw,soft 192.168.0.2:/disk/Data

/* 説明--
Data                   → マウントする場所 (この場合は、/misc/Dataにマウントされます)
-fstype=               → マウントする方法
192.168.0.2:/disk/Data → nfsサーバのIP:アクセスする場所
*/

最後に、

[root@client-pc ~]$ /etc/rc.d/init.d/autofs restart

autofsを再起動して、設定を適用させます。
そうすれば、/misc/Dataにマウントされます。

= 蒼焔 =

64bit の Linux に Adobe flash player を

今まで64bitのLinuxflash playerは対応していなかったのですが
やっと対応するようになったそうです。
ダウンロードページはこちら
Adobe Labs - Downloads: Flash Player 10
このページの最後の方からダウンロードできるので、そこから取得します
解凍すると、拡張子がsoの Shared Object ができます。
このファイルを以下のところに移動
/usr/lib64/mozilla/plugins
これでOK。
firefoxを再起動すれば、flash が起動できる。

= 蒼焔 =

CentOS 5.2 に HTK をインストール

(ブログ引越ししたので前のブログから移動)
HTKLinuxにインストールしたときのメモ

CentOS 5.2にHTK

$ ./configure --prefix=/home/$HOME/local/src/htk
をして
$ make all
すると、 X11のlib.hとかが無いよとエラーが出る。
configureの出力結果をよくよく見ると、

checking for main in -lX11... no

どうやら、Xorgの何かが無いらしい。
そこで、
xorg-x11-proto-develをyumでインストール
もう一度、configureしてみると
checking for main in -lX11... yes
そして、あとはmake allしてmake installして終了。

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追記(2009-09-14)
Fedora 11 x86_64 で htk x86_64版をビルドしてみました。
まず、configure で Makefile を作ります。
Makefile を編集します。

  • m32 を -m64 に置換します。

あとは、 make all、 make install とすれば出来上がり
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= 蒼焔 =

CentOS 5.2 に TeX環境を

CentOS 5.2 に TeX環境を構築するためにいろいろググって見たら、
# yum install tetex*
をやればOK〜みたいなことだったのでそれを実行
texファイルを作り
platex tmp.tex
dvipdf tmp.dvi
してみたが・・・・・なにも表示しない・・
分からん。分からん・・・:|
前に、openSUSETeX環境を構築する際に、とても手間取り結局断念してしまったので
ここでも断念しなければいけないのか・・・
いろいろ考えて3つ案を思いつく
・仮想環境で Vine Linux をいれてそこで TeX環境を(Vineなら安定思考だしOKかなと思うし)
yumでいれたTeX環境でがんばってやる
・もっとググって良い方法を見つける
う〜ん、仮想環境をわざわざ作るのも面倒だし、パッケージに頼りきっても・・・ということで、3番目のもっとググって良い方法を見つけることにする

よいページを発見♪
http://tutimura.ath.cx/ptetex/?FrontPage
このページでは、ptetex3についてかかれてある。どうやら、日本語TeXディストリビューションがptetex3というものらしい。
詳しくは、そのwebページを読んでいただきたい。ぜひ

そのページを参考にして、無事 CentOS 5.2 に TeX環境を構築することに成功した。
詳しい説明は下記に記載する。

準備として、他のTeX環境が入っているのであればアンインストールしておく(なにか不具合が出たらよくわからなくなるので)

特に指定しない限り、ユーザ権限で行っています。
まず、日本語TeX環境を構築させるためにファイルをダウンロード(これらは上記で示したwebページにリンクされている)
・tetex-src-3.0.tar.gz
・tetex-texmf-3.0po.tar.gz
・ptetex3-2008MMDD.tar.gz

これら3つのファイルはptetex3というディレクトリにいれておく(場所は問いません)

ptetex3ファイルを展開
# tar zxvf ptetex3-2008MMDD.tar.gz(自分は、20080616のバージョンで行った)

ptetex3-2008MMDDというディレクトリができるのでそのなかに移動

READMEを読むと、make、make installすれば完了と書いてあるがカスタマイズしなければ入らなかった。
そのときのエラーは

                                                                                                                                                                      • -

We are NOT going to compile xdvi. We have two choices.
1. (with xdvi) Check if we have X11 headers.
2. (without xdvi) Set XDVI=echo in "my_option" to omit xdvi test.

make[1]: *** [stage4] エラー 1
make[1]: ディレクトリ `/home/masashi/tmp/ptetex3/ptetex3-20080616' から出ます

                                                                                                                                                                      • -

あと、文字コードの設定もしらければ、EUCになってしまうのでますますカスタマイズが必要(UFT-8がいいので)

カスタマイズは
# cp ./my_option.sample ../my_option
として、../my_optionを編集
下のものをコメントアウトから外した(my_optionを開けばいろいろ説明も書いているのでわかりやすいと思う)

                                                                          • -

JAPANESE=traditional
KANJI_CODE=UTF8
conf_option --with-xdvi-x-toolkit=motif
XDVI=echo
PXDVI=echo

                                                                            • -

そして、ptetex3-2008MMDDに戻って
# make
そうすれば、無事makeすることができる。

あとは、ルート権限になり
# make install

最後にパスを通せば、TeX環境構築の終了です。

= 蒼焔 =