CentOS 5.2 に TeX環境を

CentOS 5.2 に TeX環境を構築するためにいろいろググって見たら、
# yum install tetex*
をやればOK〜みたいなことだったのでそれを実行
texファイルを作り
platex tmp.tex
dvipdf tmp.dvi
してみたが・・・・・なにも表示しない・・
分からん。分からん・・・:|
前に、openSUSETeX環境を構築する際に、とても手間取り結局断念してしまったので
ここでも断念しなければいけないのか・・・
いろいろ考えて3つ案を思いつく
・仮想環境で Vine Linux をいれてそこで TeX環境を(Vineなら安定思考だしOKかなと思うし)
yumでいれたTeX環境でがんばってやる
・もっとググって良い方法を見つける
う〜ん、仮想環境をわざわざ作るのも面倒だし、パッケージに頼りきっても・・・ということで、3番目のもっとググって良い方法を見つけることにする

よいページを発見♪
http://tutimura.ath.cx/ptetex/?FrontPage
このページでは、ptetex3についてかかれてある。どうやら、日本語TeXディストリビューションがptetex3というものらしい。
詳しくは、そのwebページを読んでいただきたい。ぜひ

そのページを参考にして、無事 CentOS 5.2 に TeX環境を構築することに成功した。
詳しい説明は下記に記載する。

準備として、他のTeX環境が入っているのであればアンインストールしておく(なにか不具合が出たらよくわからなくなるので)

特に指定しない限り、ユーザ権限で行っています。
まず、日本語TeX環境を構築させるためにファイルをダウンロード(これらは上記で示したwebページにリンクされている)
・tetex-src-3.0.tar.gz
・tetex-texmf-3.0po.tar.gz
・ptetex3-2008MMDD.tar.gz

これら3つのファイルはptetex3というディレクトリにいれておく(場所は問いません)

ptetex3ファイルを展開
# tar zxvf ptetex3-2008MMDD.tar.gz(自分は、20080616のバージョンで行った)

ptetex3-2008MMDDというディレクトリができるのでそのなかに移動

READMEを読むと、make、make installすれば完了と書いてあるがカスタマイズしなければ入らなかった。
そのときのエラーは

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We are NOT going to compile xdvi. We have two choices.
1. (with xdvi) Check if we have X11 headers.
2. (without xdvi) Set XDVI=echo in "my_option" to omit xdvi test.

make[1]: *** [stage4] エラー 1
make[1]: ディレクトリ `/home/masashi/tmp/ptetex3/ptetex3-20080616' から出ます

                                                                                                                                                                      • -

あと、文字コードの設定もしらければ、EUCになってしまうのでますますカスタマイズが必要(UFT-8がいいので)

カスタマイズは
# cp ./my_option.sample ../my_option
として、../my_optionを編集
下のものをコメントアウトから外した(my_optionを開けばいろいろ説明も書いているのでわかりやすいと思う)

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JAPANESE=traditional
KANJI_CODE=UTF8
conf_option --with-xdvi-x-toolkit=motif
XDVI=echo
PXDVI=echo

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そして、ptetex3-2008MMDDに戻って
# make
そうすれば、無事makeすることができる。

あとは、ルート権限になり
# make install

最後にパスを通せば、TeX環境構築の終了です。

= 蒼焔 =